育休男子が経験したコロナ禍でのわが子の誕生について

出産の立会はできず、ただ祈るのみ

わが子は出産予定日から4日遅れで無事産まれました。

出産予定日より早く産まれることがあるかもしれないと心の準備をしていたので、出産予定日を過ぎても産まれなかった時には、正直に言うと少し心配になりました。

子どもが大きくなり過ぎたら、母子ともに出産の際の身体への負担が大きくなるのではないか?と思っていましたが、病院到着したのが深夜4時で出産が午前9時だったので、比較的早く産まれてくれたと思っています。

それでも本陣痛が来たのが深夜2時なので、7時間もの間痛みに耐えてくれた妻には感謝です。

男性側としては、妻の痛みを察することしてかでないので、共感することができず歯がゆいところです。

 

そもそも第一子の出産なので、陣痛も前駆陣痛か本陣痛かわからず、少しでも陣痛の間隔が短くなったら、産まれるんじゃないか?と私がバタバタしていました。

出産前日の夜も陣痛が10分間隔になったので、妻にとりあえず病院に電話してもらいましたが、結局その夜は陣痛の間隔が緩やかになり、病院に行くには至りませんでした。

そして、次の日の日中は普通に過ごしていたのですが、夜に本陣痛が訪れたのです。

 

本陣痛は明らかにこれまでの陣痛と違い、痛みも陣痛中は動けなくなるくらいのようでした。

病院への連絡は妻がするようにと言われていた理由は、電話の様子で出産の進行具合がある程度わかるからなんですね。

妻の陣痛は夜に激しくなる傾向があったので、本陣痛が訪れたのも深夜でした。

私も妻も普通に寝ていたのですが、深夜3時頃にふと目が覚めて隣を見ると妻がいなかったので、妻を探してリビングに行くと、苦しそうな妻を発見しました。

どうやら、陣痛が激しくなったので間隔を測っていたようでした。

深夜3時には既に3分間隔になっていたので、病院に電話し、すぐに入院することに。

車で病院まで連れていくのですが、陣痛が来ている時間は全然動けないので、陣痛の合間をぬって少しずつ移動。

病院にて助産師さんに妻を預けたところで、私は家で待機するように言われました。

コロナの影響で出産の立会が不可となっているからです。

 

後は私にできることはありませんでした。

ラインでメッセージを送ってみても、妻は助産師さんともまともに話ができないくらい痛みがひどかったようなので、当然私のメッセージも返信する余裕はなかったようでした。

助産師さんから出産直後に、ラインでビデオ通話させてくれると聞いていたので、ただただ電話が来るのを待つだけでした。

しかも、深夜の4時からいつまでかかるかわからない。

この時点で正直かなり眠いのですが、妻は苦しんでいるのでそんなことも言ってられない。

誕生の瞬間に寝落ちなんてしていたら、この先何を言われるかわからないですしね。

出産には10時間くらいはかかるかもしれないと覚悟していたので、午前9時頃に電話が来たときは、思ったより早いと思いました。

何より母子ともに無事であったことに安心しました。

ですが、やはり立会できないと出産の大変さを肌で実感できないし、誕生の瞬間の感動を妻と共有できないのは、今となってはすごくもったいないと感じます。

 

さて、コロナで辛いのは実はここからでした。

産まれたわが子に会えない日々が続いたからです。

自分が父になったのに、まだわが子に会っていない。

病院の入院期間は8日間と決まっていたので、会えるのは退院する誕生から一週間後でした。

誕生直後の8日間をコロナに奪われたかと思うと、コロナが憎いですね。

 

何より、わが子に一度も会わないうちに名前を決めなければならないのが苦痛でした。

育休を申請するには、子どもを住民登録した住民票が必要で、住民票をつくるには名前を決めなければならなかったからです。

もちろん、退院してから名前を決めることも可能だったのですが、それでは休暇の申請に不都合が生じる可能性がありました。

結果的には育休の前に有給を消化することになったので、退院後に住民登録しても育休の申請には影響がなかったのですが、やっぱり名前は子どもの顔を見て決めたいですよね。

 

退院の日に初めて会ったわが子の小ささには衝撃を受けました。