モリストsp×アコースティックカーボンの組み合わせはスピード系表ソフトの理想的なマッチング

気持ちの良い反発と飛びすぎず台に収まるバランス

モリストspは学生時代に一度使ったことがあるのですが、日ペンの木材ラケットのペリグリン2と合わせたところ、弾みが物足りなく感じ、ハモンドFAや今は廃盤となったティラノに変更したことがあったので、個人的には選択肢になかったラバーでした。

あれから10年以上経って、伊藤美誠選手の活躍もあり、再びモリストspってどんなラバーだったかな?と興味がでてきたので、試してみることに。

現在進行系で用具の沼にはまっていたため、思考停止して、アコースティックカーボンとモリストspの厚という、伊藤美誠選手と同じ構成にして、伊藤美誠選手の感覚を味わってみる試みです。

 

爽快な打球感なのに強力なナックルが出る

アコースティックカーボンのアウターの球離れの良さとモリストspの反発具合は、控えめに言って最高でした。

ラバーの表面で滑る前に飛んでいってくれる感じ。

でも、しっかり台に収まるくらいの飛距離。

反発の良すぎるラケットだと、ボールがネットを越えても沈むことなく、矢のように台の向こうまで駆け抜けていくのですが、この組み合わせだといい具合に収まります。

特筆すべきは、ナックルの出やすさです。

直近で使っていたvo102やスピンピップスd2とは比べ物にならないくらい、自然にナックルが出ます。

かといって、ナックルを出す側は扱いにくさを感じません。

アウターカーボンの心地よい球持ちによるところが大きいと思います。

ストップや前に止めるブロックもやりやすいです。

反発はいいけど飛びすぎないし、ラバーも意図的に滑らせるのがしやすいので、ツーバウンドのストップやサイドスピンブロックなどの勢いを殺す技が抜群に使いやすい。

モリストsp自体はナックルが出やすいだけあって、スピード系表ソフトらしく表面で滑るラバーだと思いますが、ラケットの反発が良いので、滑らせる時はラバーの表面で滑らせることができるし、滑らせずに弾く時はラケットの反発力で滑る前に弾くという、滑らせる時と滑らせない時の使い分けがしやすい組み合わせだと、個人的にはマッチングの良さに感動しました。

 

縦目のドライブ

横目ユーザーの私が気になったのは、ドライブの勝手が違ったことです。

vo102やスピンピップスd2などの横目とは回転のかけ方が明らかに違う。

横目だと、ドライブの打球時にラケットヘッドを回してキュンとかけることができるのですが、縦目のモリストspでは、シートに引っかけてキュンってかけると滑って落ちるんです。

ヘッドを回さないで縦目の向きの方向にスイングするようにすると持ち上がるので、打ち方を意識して変えないといけないポイントでした。

ラケットヘッドを回してドライブの回転をかけようとすると滑るのですが、きちんとラケット全体でひっかけた時はしっかり持ちあがるので、ドライブがやりにくいことはありません。

あと、乗せ打ちは結構直線的なボールの軌道になるのも印象的でした。

  

嫌らしいボールを出すのが楽しい

試合で緊張した時、自分でしっかり振れなくても、ラケットがボールを飛ばしてくれるので、試合で活きる組み合わせだと強く感じました。

ナチュラルにナックルが出るので、相手コートに返すだけでも強力です。

また、相手の強いドライブをサイドスピンでいなすのが抜群にやりやすいので、相手のテンポで連打されにくくなりました。

変化をつけやすい道具なので、このラケットとラバーを使っていると、嫌らしいボールを出すのがすごく楽しいです。

裏面はディグニクス05の特厚を貼っています。

個人的には中ペンとしては重すぎず軽すぎなくて丁度よい重さかと。

コロナで長く卓球をしていなかったので、久しぶりにペンに戻してみたところ、表のショートが楽しすぎてペンに戻ってしまいました(笑)